yamamoto.kazuhiro

自分の経験と憶測

走れモトコ#17

(マラソンは思いやりのスポーツ)

2時間近く走り、走る事にも雰囲気にも慣れてくる頃だ。
ここで、しっかりと、思い出して欲しい。
自分一人が、河原の堤防を走っているわけでは無い。
3万6千人がひしめきあい、大会スタッフやボランティアの方々はそれを上まわる数だ。

それにマラソンに初参加の人も多いはず。
たとえば、もし、自分が辛くなってペースを落としたり、止まりそうになるときは、手を斜め前に出して合図を送ろう。
給水所が左にあって、左側に寄りたいときには、左手を斜め前方に出して、合図を送ろう。
右も同じだ。高速道路の進路変更と同じ要領だ。
後ろから速い人が必死に迫っているかもしれない。
自分だけの都合で、急に止まったり、進路変更すると、追突されるかもしれない。
こうするだけで、後ろからぶつかられたり、接触したりすることがかなり避けられる。

せっかくの東京マラソン、そんなことで台無しにしてはダメだ。
自分以外のスタッフと同じ思いのランナーみんなに思いやりを持とう。

手を横に出すときは、斜め前方にすること。
いきなり斜め後方にすると、誰かに水平チョップをお見舞いすることになるので要注意。