(ゼッケンを割り切るのに疲れたら)
前を向いて走る事を思い出したなら、今度は、冷静に今の自分の走る姿を想像してみよう。
横のランナーを冷静に見て、自分なりに分析しても良い。
人間、疲れてるのは、みればわかる。
ぎりぎりなんとか走っている!気持ちは頑張って走っている!それはよくわかる。
しかし、そんな姿は、胸が前傾、背中が丸い、頭が下向き、足がとぼとぼ、肩やカラダをひねってまで前進し続けようとしている。
これは、杖をついた、じいさんが、よぼよぼながら必死に走ろうとしているような姿になっていないか?
今更ながら、これを治そう。
前に出すのは、頭や肩ではない、おしりだ。
お尻の上に、真っ直ぐに腰と頭が乗っている。足はお尻の真下に真っ直ぐに伸びている。
この際、腕も真下でもいい。動かしたかったら動かしてもいいし、今の腕の役割はその程度でいい。
その姿勢のまま、誰かに背中をそっと押してもらったつもりになり、お尻から身体全体が傾けば足は勝手に前にでる。
お尻・腰・背中・頭は曲げたりしない。
この時点で、これができれば、もうじじいとは言われない。
これでもツラかったら、歩幅を小さくする。登り坂の時の要領だ、ランスタイルは変えない。